サポセン通信53号レポート「最低賃金の果たす役割 大企業の賃上げ 相場波及は限定的」(2024年04月18日)を刊行いたしました。
昨年を上回る連合の春闘引き上げ回答が報じられる一方で企業規模間での賃上げ格差が増加し、中小企業までの賃上げ波及が限定的であることの調査結果も示されています。そのため政府は最低賃金の引き上げのための効果的な対策を取りまとめることを表明しています。ボトムアップの賃金引き上げのための最低賃金の役割が重要となっています。最低賃金の大幅引き上げの流れを作った徳島県の事例からさぐる最低賃金に関する論点を紹介しています。
また、「リモートワーク、ダブルワーク、スポットワーク」の新しい働き方にひそむ労働問題を指摘する、過労死防止大阪センターのシンポジウムの案内を掲載しています。